西陣京極商店街(にしじんきょうごくしょうてんがい)は、上京区の西陣京極地域にある商店街
地域の中心を南北に土屋町通が通っており、
200m四方の範囲に飲食店・居酒屋・スナックなどがある
昭和時代には、京都六大商店街の一つで、多くの映画館・芝居小屋・寄席などが立ち並び、
西陣織の人たちを中心に文化・娯楽を提供した興行街であった
現在は、西端の千本通に西陣千本商店街がある
<京極>
「京極」とは、平安京における「東西の果て」を意味して、東西に京極があった
東側は、東京極大路で、現在の寺町通が「寺町京極」と称され、寺町通の東に新京極が造られる
<ゲート看板>
千本通に面して中筋通に大きめのゲート看板が立てられている
土屋町通にも北側 一条通に面してと、南側 中立売通に面してもゲート看板が立てられている
<京都六大商店街>
1935年(皇紀2595)昭和10年頃
四条通・京極(新京極)・寺町通・東五条(五条通の鴨川以東)・堀川通・西陣京極が挙げられている
<日本の時代劇映画発祥の地>
西陣京極にあった千本座
館主 牧野省三が、横田商会(日活の前身)の依頼により、千本座に出演する俳優で劇映画を製作・監督した
日本最初の時代映画「本能寺合戦」や、日本最初の映画スター尾上松之助の初主演作「碁盤忠信源氏礎」などが、
千本座の裏の敷地や、大超寺の境内で撮影されている