法観寺(ほうかんじ)は、東山の八坂通の東の突き当りにある寺院
五重塔、通称「八坂塔(やさかのとう)」は、奈良時代頃に聖徳太子により建てられたものといわれ、
東山地区のランドマークとなっている
産寧坂重要伝統的建造物群保存地区にある
10月下旬〜11月中旬は、石蕗(つわぶき)の名所
<五重塔(重要文化財)>
「八坂の塔」と称される
高さ約49m
東寺、興福寺に次ぐ純和様式の本瓦葺の建築
1440年(皇紀2100)永享12年
現在の建物が、6代将軍 足利義教により再建される
中心の礎石は、創建当初のものがそのまま使われている
二層目の窓からは、京都の町並みを眺望できる
<太子堂>
聖徳太子の3歳と16歳の像が安置されている
<薬師堂>
本尊の薬師如来、日光菩薩、月光菩薩、夢見地蔵、十二神将像が安置されている
<茶室 聴鐸庵>
五重塔の屋根の先端に吊された風鈴のような「風鐸」の音を聞くことができることから「聴鐸庵」と称されている
<木曽義仲の首塚>
石塔が建てられている
<東山花灯路>
東山山麓の、北は青蓮院から知恩院、円山公園、八坂神社を通って南は清水寺までの散策路約4.6kmに露地行灯が約2,400基設置される
法観寺では、東山のシンボルの五重塔「八坂塔」のライトアップが行われる
<夢見坂>
法観寺より西に向かう八坂通の別名
聖徳太子が仏舎利を感徳し、仏法興隆を夢見られた地といわれる