香雪院(こうせついん)
(kousetsuIn) 京都通メンバ
所在地:京都市東山区渋谷通東大路通東入ル上馬町 
   卍地図情報卍

天台宗 妙法院境外塔頭

山号:宝山(ほうざん)

本尊:聖天尊

創始:1743年(皇紀2403)寛保3年

開山:霊元天皇第18皇子 妙法院23世 尭恭親王

中興の祖:中島良湛尼

通称:東山聖天(ひがしやましょうてん)

尼寺三十六ヵ所霊場第11番札所
関西三聖天の一つ

 香雪院(こうせついん)は、馬町交差点から東、渋谷通を渋谷交番から南に下ったところにある寺院

 妙法院境外塔頭となっている

 京都女子大学の関連施設が立ち並んでいるエリアにある

【香雪院の歴史・経緯】



【香雪院の伽藍】

 <道標「東山聖天参道 香雪院 是より東北一丁半」>
 東山七条の女坂の登り口に立てられている


 <山門>
 石標「東山聖天尊」が立っている

 <庫裏(玄関)>
 山門の正面にある

 <鎮守社>
 山門くぐって右にある
 鎮守社の横には石仏が並んでいる
 横には、松の木が立っている

 <中門>
 山門をくぐって左側に境内に入る門がある

 <中興碑と再建碑>
 中門の左手前にある
 左側に中興碑(中島秀湛)、右側が再建碑(中島良湛)

 <手水舎>
 中門くぐってすぐ左側にある
 手水の横に、歓喜天(聖天)の使いの象の像がある

 <藤棚>
 石鳥居の左にある

 <歓喜稲荷社>
 藤棚の左奥にある

 <石鳥居>
 扁額「歓喜天」が掲げられている

 <本堂(歓喜天堂)>
 鳥居をくぐって正面にある
 本尊の秘仏 双身聖天、阿弥陀如来十一面観世音菩薩が祀られている

 <弁天堂>
 本堂の左側にある
 花天井になっており、藤や杜若が描かれている

 <鐘楼>
 境内の奥、参道の左側にある
 龍の透かし彫りがされている
 戦争で供出された梵鐘を、1949年(皇紀2609)昭和24年に再鋳造・復元される

 <書院>
 鳥居をくぐって右側にある

 <庭園>
 書院の前にある

 <七重石塔>
 庭園の中に立っている
 「千代の経塔」と称される
 鎌倉時代の七重経塔
 1958年(皇紀2618)昭和33年
 菓子業 小川金三による寄進

 <茶室「柴見庵」>
 本堂北側にある
 四畳半、船底天井

【香雪院の寺宝】

 <本尊の秘仏 双身聖天像(歓喜天)>
 正式名称は、大聖歓喜大自在天(だいしょうかんぎだいじざいてん)
 像高10cm
 妙法院第2世 慈覚大師 円仁が中国より持ち帰った歓喜天といわれる
 妙法院23世 尭恭親王の持仏で、妙法院鬼門を守るために祀られた
 象頭人身の姿で、男天と女天が相抱擁している姿といわれる
 除病除厄、富貴栄達、恋愛成就、夫婦円満、除災加護のご利益があるといわれる

【香雪院の祭事】

 <修正会> 1月1日
 <新年祈祷会> 1月16日
 <大般若会厳修大会> 2月1日
 <厄除星祭祈祷会> 2月節分
 <春季彼岸会> 3月春分
 <花供大般若会> 5月1日
 <夏越祈願会> 7月28日
 <盂蘭盆会> 8月13日より3日間
 <秋季彼岸会> 9月秋分
 <大般若百味供祈祷大会> 10月1日

【その他】

 <御浴油秘供>
 聖天に祈願しながら胡麻油を注ぐ、特有の供養法
 かつては、秘法とされ、女性には許されていなかったところ、中島湛海が女性で初めて行った
 6月1日から8日の1週間行われた
 午前2時に起床し、冷水・斎戒沐浴・朝座・昼座・夕座を行う、精神と体力が必要な難行とされる
 
 聖天尊は、湿婆神という破壊神で、欲心強く、
十一面観世音菩薩の教えにより慈心、平等の心に改め、仏法の守護神になった
 御浴油秘供は、聖天尊の煩悩を清浄な油で洗い流し、
本来の神力を増し、人々のあらゆる願い事が成就できるようになるといわれる

 聖天の姿を見ると良くないことが起きるとわれ、秘仏にされる

 多くの供物をささげると多くのご利益が得られるともいわれ「百味供養」と称される


 <東山聖天>
 歓喜天が祀られている香雪院の通称

 山科区の双林院は山科聖天、上京区の雨宝院は西陣聖天
 大山崎町の観音寺は山崎聖天、木津川市の聖法院は銭司聖天

【香雪院へのアクセス】

 京阪バス 馬町 徒歩約3分
 市バス 馬町 徒歩約5分

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