大伴家持(おおとものやかもち)
(Yakamochi Ohtomo) 京都通メンバ
奈良時代の公卿・歌人

生年:718年(皇紀1378)養老2年
没年:785年(皇紀1445)延暦4年8月28日
享年:68

父親:大納言 大伴旅人
母親:丹比郎女
妻:大伴坂上大嬢(大伴宿奈麻呂の娘)
息子:大伴永主

官位:従三位・中納言

三十六歌仙の一人

別称:中納言家持(小倉百人一首

 大伴家持(おおとものやかもち)は、奈良時代の公卿・歌人

 祖父 大伴安麻呂、父親 大伴旅人とともに、大和朝廷時代からの貴族・高級官吏の家系
 左遷と昇進を繰り返す波乱万丈な人生だった

 「万葉集」の1割以上の、長歌・短歌など473首が収められている

【大伴家持の歴史・経緯】

【大伴家持の和歌】

 「万葉集」に収録者のなかで最多の473首、
 「拾遺和歌集」など勅撰和歌集に60首が収録されている勅撰歌人

 <万葉集
 収録されている4516首のうち、1割以上の最多の473首が収録されている
 特に全20巻のうち、17巻から20巻は大伴家持の家集となっている
 大伴家持が万葉集を編纂したのではないかといわれる

 収録473首のうち、223首が越中国在住中の歌

 万葉集最後の歌
 759年(皇紀1419)天平宝字3年正月元日
 大伴家持が赴任中の因幡国(現在の鳥取県東部)の国庁で新年の宴が行われたときの歌
 「新しき 年の始の初春の 今日降る雪の いや重け吉事」(巻二十 4516)

 巻17:大伴家持の歌日記、若い頃の周縁の人々の歌
 巻18:大伴家持の歌日記、越中国の歌など
 巻19:大伴家持の歌日記、孝謙天皇時代の歌もある
 巻20:大伴家持の歌日記、防人歌が含まれる


 <小倉百人一首
 「かささぎの 渡せる橋に おく霜の 白きを見れば 夜ぞふけにける」(6番)


 <三十六人撰>
 藤原公任が選んだ三十六歌仙の一人
 「三十六人撰」の三番左方に掲載されている
 3首が掲載されている

 「あらたまの 年たちかへる あしたより 待たるゝものは うぐひすの声」(素性法師)(拾遺和歌集5)
  (大伴家持の「あらたまの 年ゆきかへり 春立たば まづわが宿に うぐひすは鳴け」に基づく素性法師の歌)

 「さをしかの 朝たつ小野の 秋萩に 玉とみるまで 置けるしら露」(新古今和歌集334)

 「春の野に あさるきゞすの 妻恋ひに 己があたりを 人に知れつゝ」(拾遺和歌集21)


 <防人歌(さきもりのうた)>
 難波で、九州沿岸を守護する防人(さきもり)の検校と出会った縁から、防人が詠んだ防人歌を収集した


【大伴家持ゆかりの地】

 <大原野神社
 大伴家持が愛飲したといわれる瀬和井の清水(せがいのしみず)
 「伊勢物語」「古今和歌集」など多くの和歌にも詠まれた名水


 <小倉百人一首文芸苑 亀山地区
 小倉百人一首歌碑が建てられている


 <祇園祭山鉾 占出山
 肉入刺繍の水引「三十六歌仙図」に描かれている


【京都検定 第15回2級】

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