京都五社めぐり(きょうと5しゃめぐり)
 京都五社めぐり(きょうと5しゃめぐり)は、
 平安京の四神相応の地と関係付けられた5つの神社をめぐる
 
 平安京は、四方を、方角を司る四神に守護された四神相応の地として造営された
 京都五社めぐりでは、平安京にゆかりが深く、その四神相応の地と関係付けられた5社が選ばれている
【京都五社めぐり】
 <北の
玄武「
上賀茂神社」>
 水清き
賀茂川が流れ出る北に位置し、
賀茂川のほとりに建ち、
 
平安京遷都以来、皇城鎮護の神さん、
山城国一の宮として朝野の崇敬を受けてきている
 本来の
玄武は:
船岡山
 <西の
白虎「
松尾大社」>
 西の
桂川を渡ったところに建つ
 
奈良時代以前より、松尾山の神霊を守護神として祀られ、皇城鎮護の神さん、酒造の神さんとされる
 本来の
白虎は:
山陰街道
 <東の
蒼龍「
八坂神社」>
 
東山の麓に建つ
 
奈良時代以前より祀られ、疫病退散を祈願する
御霊会・
祇園祭が行われている
 本来の
蒼龍は:
鴨川
 <南の
朱雀「
城南宮」>
 
鴨川と
桂川が出合う南に建つ
 
平安京遷都のときに、皇城の南に方除け神さんとして創建され、現在は南西の裏鬼門を守護している
 本来の
朱雀は:
巨椋池
 <中央を守護する「
平安神宮」>
 
平安遷都千百年紀念祭のときに創建される
 
平安京の政庁の中心である
大内裏の
朝堂院を8分の5に復元縮小して建立される